【横浜カルバリーチャペル】 天の窓
     
2018年6月10日

「 財布も梅雨入り宣言? 」

先週、関東も梅雨入りしたが、6月は財布の中身も湿りがち。先月の自動車税に始まり、所得税、県民市民税、固定資産税等の支払いが、揃いに揃ってみな仲良くやって来る。

ある男の子が、$10欲しくて祈ったのですが、なかなか与えられないので、彼は「神様、僕に$10下さい!」と手紙を書きました。しかし、神様の住所がわからないので、封筒に「ToGod(神様へ), USA」とだけ書いて投函したのです。受け取った郵便局は、その手紙を、何と、当時の大統領ビル・クリントン氏に送ったそう。大統領は大変気に入って、小さな子だからこれぐらいで十分だろうと$5札を入れ、「From God(神から)」と書いた封筒を、政府のあるワシントンDCから男の子に送りました。すると、封筒を受け取った男の子は、再び、感謝の手紙を神様に書きました。「Dear God(愛する神様)、お願いしたお金を送って下さってありがとうございました。でも、どういう訳か、その手紙はワシントンDC経由で届きましたので、いつものように、半分税金で取られていました」。

米国ABC News(2015年データ)によると、驚く事に、日本の税率は、西インド諸島アルバに次ぐ世界第二位。勿論、G7主要国ではトップ。世界では「相続税」がない国が多い中、日本の税率55%は第1位。来年の消費税2%増もあって、暫くはその座を譲る事はないであろう。勿論、社会制度や国民生活向上の為に、税金が高い事が一概に悪い事ではないが、政治家や官庁の度重なる失態や対応を見て、失望させられるのは男の子だけではない。

聖書は、「人間には、一度死ぬ事と死後にさばきを受ける事が定まっている」(ヘブル9:27新改訳)と語るが、誰かが、「人間には、一度死ぬ事と、死ぬまで税金を支払う事が定まっている」と言っているのを聞いて失笑した。1年で6月だけ祝日がないのも、税金を払う為に今月は仕事に専念せよと言う事であろうか。来週6/17は「父の日」があるが、日本のお父さんほどよく働く父は世界にない。「子供の日」が祝日なのであれば、6月の「父の日」も祝日にしたら、人気のない「父の日」も少しは皆に喜ばれ、気分だけでも梅雨明け宣言に貢献できるであろうか。確定申告には支払いが伴うが、確定信仰には罪の支払いは永遠にない!そんな感謝を胸に、神の愛するこの国・日本と、上に立つ為政者達の為にとりなして祈る6月としようではないか。