【横浜カルバリーチャペル】 天の窓
     
2018年7月1日

「 夢見る礼拝 」

ある信徒さんが、「教会のベンチを我家にも欲しい」と牧師に申し出た。先生が「いやぁ、素晴らしい。家でも教会と同じ臨在の中で祈り礼拝したいのですね」と言うと、申し訳なさそうに「あのぅ、実は私、不眠症なんですが説教中だけはぐっすり眠れるのでこれを一つ譲っていただけないでしょうか」。

先週たまたま、あるビジネス誌に掲載されていた面白い「四コマ漫画」を見たので皆様にもご紹介。さて、その理由とは?

教会や牧師先生によっては、礼拝中寝るとは何事と思われる事もあるが、大和副牧師時代朝7時の第一礼拝に、早朝仕事を終え、そのまま直接礼拝に来られるタクシーの運転手さんや、パン工場の夜勤を終え、疲れて眠い中、まず礼拝を守ってから帰宅される方があるのを知って心熱くした事がある。しかし、不思議な事に、そういう方に限って礼拝中、お休みになっているのを見た事はなかったが。。。

私の好きな詩篇121編も、昼も夜もいつも私達を守る主は、(私がたとえ寝ている間も)「まどろむことも、眠ることもない」とある。アダムも寝ている間に、最高の伴侶である妻を得、ヨセフもヤコブも夢を見て立ち上がった事を覚えれば、安眠礼拝も祝福であろうか。

しかし先週、賛美セミナーが祝福の内に終わった後、講師の横山兄が「寝ておられる方がいたので、途中、皆に立ってもらい体操していただいた。」と言われた時は、牧師として恥ずかしく、また申し訳なく思ったが、それでも多くの方が参加下さった事を感謝!

愛する皆さん、可能な限り土曜は早めに休まれ、体調もベストコンデションで臨み、常にベストの礼拝を主に献げましょう。リビングライフ7月号も使徒行伝であるが、パウロ説教中に居眠りをし、窓から落ちたユテコの事がわざわざ記されているのも気になるではないか。さぁ、皆で全力礼拝!