【横浜カルバリーチャペル】 天の窓 |
2018年7月8日
![]() 「 ロッカールーム美学 」 サッカーのロシアワールドカップ。日本は先週、惜しくも優勝候補のベルギーに逆転負けしてしまった。午前3時の試合。熟睡中であった私は真夜中に大喜びの家内に起こされた。何と日本が点差を広げ、2対0としたところであった。まさかと思ったが夢ではなかった。そこで、後半戦応援したのであるが、その後、私が目にしたのはベルギーの稲妻のような3ゴールであった。何の為に起きて来たのやら。。。と思っている所に家内の追い打ちが。「あなたが起きて来たから負けた!」「。。。」明日からはゆっくり寝られそうである。 ![]() 川北義則氏の「引き際の美学」には教えられる。「人間、引き際が大切である。いかに成功を収めようとも、いい仕事をしようとも、最後次第で台無しになる。始めるより難しいのは終える事であり、引き際は人を試すのである」。良寛、辞世の句「散る桜、残る桜も、散る桜」のごとく、咲いては散る桜を美しいとする日本人は、散り際、引き際、別れ際を美しく飾り終える事を美徳として来た。人生も、信仰者の生涯も同じであって、この命をどう終えるか。十字架と死の向こうにこそ、天が、永遠が、命があるのである。罪の故に、人は泣きながら生まれて来るが、キリストにあって罪赦され、笑いながら終える事ができる。私達がこの世を去った後も、この写真のように、神の美しさ素晴らしさが、いつまでも褒め称えられるようにと祈るものである。 |