【横浜カルバリーチャペル】 天の窓
     
2018年9月23日

「 祈る首相 」

先週の総裁選で安倍晋三首相が、石破茂元幹事長を破り3選された。数年前、牧師やキリスト教関係代表者が集まる「国家晩餐祈祷会」に大川牧師にお供させていただいた。メインスピーカーであった石破氏が、多くの人を前に一政治家としてでなく、一人のクリスチャンとして語られた事に感動を覚えた。自らの信仰故に、心に大きな戦いと葛藤がある事。日曜礼拝が殆ど守られてない事。政治家として信仰の妥協がある事等を正直に語られ、最後に「こんな信仰者ですが、私の為に祈って下さい」と言われた。あの日以来、陰ながら私も石破氏の信仰と、主にある彼の働きの為に祈ってきた。第一テモテ2章には、為政者の為に祈りとりなし感謝しなさいと命じられているが、石破氏には、これからも大きな主のご計画があると感じ期待しているのである。

以前、トランプ大統領を補佐するペンス副大統領も、熱心に祈るクリスチャンである事を書いたが、世界からまた素晴らしいニュースが飛び込んできた。

8/24、オーストラリアに新しい首相が誕生した。新聞の見出しは「オーストラリア初のペンテコステ首相 スコット・モリソン」であった。スコット・モリソン氏(50)は、私達にもお馴染みのオーストラリア、ヒルソング・チャーチ(ペンテコステ派)のメンバーである。クリスチャンホームに育ったモリソン首相は、自らを「献身者」と呼び、若い頃からヒルソングチャーチで仕えてきた。21歳で同教会の姉妹と結婚され、今も二人の娘さん共々、家族で教会に通い、子供達へのミニストリーを行っている。首相として初めてのスピーチで、「私は、幼少時より信仰に専念してきた」「リンカーン米大統領のように、我々の任務は、神が我々と共におられる事ではなく、我々が神と共にいる事を熱心に祈る事だ」と述べ、彼の人生に大きなインパクトを与えたヒルソングチャーチのブライアン・ヒューストン牧師等に感謝の言葉を述べた。世界広しと言え、異言で祈り、癒しの為に熱心に祈る首相はそうはいないであろう。これまで、主と教会と家族に忠実に仕えて来た器に、神は一つの国を任されたのである。世界的異常気象や、急激な世界変動の時代を迎え、今、神は新しい事をご計画されているように思えるのである。この国からも、いや、このチャペルからも、今日に忠実な器が、明日、世界で大活躍するようになる!そんな大きな夢を心に、私達も祈ろうではないか!